大人気の日本語ワードプレステーマ、TCD063(Switch)の解説・レビュー
目次・概要
近年、オフィスではなく自宅や外出先を仕事場とする業種が増えるとともに、外で仕事をできる環境が求められつつある。
あの有名なカフェ、スターバックスでパソコンや書類を広げ仕事や勉強をする人を誰しも一度は見たことがあるだろう。しかし一般的なカフェテリアでは周りの人の迷惑になるため長時間滞在が制限されていることも多い。
そんな時に便利なのがいわゆるコワーキングスペースという外出先で仕事をする人専用の場所である。今回はそんな、コワーキングスペースや図書館、ブックカフェのサイト作成などに適したWordPressテーマTCD063(Swtich)について評価していこうと思う。
機能面や購入価格などを客観的な目線で解説していくので参考になれば幸いだ。
WordPressテーマ「Switch」TCD063について
「Switch」TCD063の概要
TCD公式より「Switch」TCD063の概要や機能面をご紹介致します。
WordPressテーマ「Swicth」では最先端のビジュアルが搭載されており、抜群に見るものを惹きつけます。
さらに、積極的な情報発信にも最適な店舗サイト用テンプレートなので、潜在的な見込み客へのリーチも可能とします。例えば、「お店の存在を知らない」「存在は知っているが、忘れている」という潜在的な顧客に
ブログ機能を使って、リーチできる触手を伸ばすことができます。ここで考えていただきたいのは、あなたの見込み客は、お店の前を通り過ぎる人だけではなく、インターネット上に無数に存在しているということです。
彼らが欲する情報とは、お店のサービス体系やアクセス方法、営業時間などの店舗情報とは限りません。
ブックカフェなら小説の書評かもしれませんし、クリエイターの業務効率化を実現するツールの紹介かもしれません。「Switch」では特にメディアとしても機能する為に開発されました。
メディアの強みをきっちり活かせるコンテンツ構成は、ファンの継続的な獲得に貢献し、
つい長居したくなる落ち着きあるムーディな演出は、店舗のブランディングをより強固なものにします。
インターネットが普及している今、多くの店舗が独自のサイトを立ち上げお店の紹介をしている。私たち客側が営業時間やアクセスなど、何かお店のことについて知りたい時にGoogleなどで検索するのは大抵公式ホームページかその他の口コミサイトだろう。
そして付近に似たような店舗がいくつか存在していてどこにいこうか迷う時、私たちは何を基準に判断しているのだろうか。もちろん値段やお店の広さや綺麗さ、スタッフの雰囲気など様々なことが挙げられるが、その中でも我々顧客に大きな影響を与えるのがその肝心なサイトなのだ。
写真が一切なく文字だけがひたすら並んでいるサイトと、このテーマのような洗礼されたデザインと構成で読みやすく仕上がっているサイト、人はどちらを魅力的だと思うだろうか。
このテーマには、お店の実態ではなく「サイト」だけで他の同業店舗に勝つための秘訣がたくさん隠されてる。その秘訣とは、一体どのようなものなのだろうか。
「Switch」TCD063の特徴
WordPressテーマ「Switch」TCD063は、同業店舗と差別化を図る魅力的なサイト作りに適したデザイン重視のテーマ
取り急ぎ、まずはSwtich(TCD063)のデモページをみていただきたい。
WordPressテーマSwitch(TCD063)のデモページを確認する
サイトを開いて一番最初に現れるトップページヘッダーがお店の雰囲気を物語っている。このヘッダーにはYouTubeの動画やMP4などの音声ファイルが設定可能なため、お店の全体像を伝える動画などを貼り付けるのが良いだろう。
もちろんデモサイトのようなキャッチフレーズも設定でき、サイト訪問者を一瞬でお店にいるかのような雰囲気に取り込むことができる。「ここに行きたい!」と思わせる第一歩としてはとても有効な方法だ。
下にスクロールしてくにつれ、お店の情報が記載されている「コンセプト」や「サービス」、「フロアー」などが現れる。画像と短い説明でどのようなことが書いてあるページなのかわかるのはありがたい。
そしてその下には「お知らせ」や「イベント」、「インタビュー」、「フロア料金」と並ぶが、サイト訪問者が求めている情報や導線を考えて作り込まれたのが手にとってわかる繊細な構成である。流れるかのように情報が頭に入ってくる順番とそうでない支離滅裂な順番では読んでいる時の心地よさが全く違うのだ。
サイト訪問者にとって嬉しい設計と心遣い
わかりやすい見出しとメディアの構成や、作り込まれた導線で読みやすく仕上げられている点だけでなく、このテーマにはデザインに特化していると言える秘密がまだ隠されている。
このサイトをスマホで見ている方はパソコンで、パソコンで見ている方はスマホでデモサイトを開いていただきたいのだが、スマホとパソコンで表示される構成に少し違いがあるのがお分かりいただけるだろうか。
パソコンでは三つ横に並んでいる項目がスマホでは縦になっていたり、改行が違ったり、という工夫が見て取れる。これはスマホでサイトを開いた際パソコンと同じ構成では文字数が多く感じるため窮屈になってしまうし、せっかくの大画面ヘッダーやメディアも潰れてしまっては魅力が半減するからだ。
サイト訪問者の快適さを損なわないためにスマホ対応が最初からされているのはとても評価できるポイントである。
「Switch」TCD063の機能詳細
このテーマの特徴的なところと言えばサイト訪問者への気遣いの多さとデザインの洗礼さだが、それ以外にもサイト作成者にとって嬉しい点がたくさんある。
「コンテンツビルダー」という機能ではマウスひとつで様々なコンテンツの順番を入れ替えたり、追加で挿入したりなどが可能になっている。サイト作成途中で導線を考えた時に、こっちの情報が先の方がいいかなと思えば一瞬で配置の変更ができてしまうのだ。
そのほかにも、このような店舗紹介ページには欠かせない「コンセプト」、「サービス」、「フロア」の三つのテンプレートが準備されているため挿入する文章と写真を考えるだけでデモサイトのような洗礼されたページが簡単に作成できる。
プログラミングなどの専門技術や知識がなくてもデモサイトのようなお手本となるサイトが作成できるのは、初心者にとって非常に嬉しいポイントだと言えるのではないだろうか。
- 記事スライダー・動画背景対応トップヘッダー
- 動画対応のフッターPRコンテンツ
- ズームイン/アウトのアニメーションに対応したページヘッダー
- レイアウトの異なる3タイプの固定ページテンプレート
- 自由度の高いトップページ構成を可能にするコンテンツビルダー
- 時短でテーマの着せ替えを可能にするテーマオプション管理
- ロゴ画像も表示可能なGoogleマップカスタムピンマーカー
- 会員獲得に有効なデザインされた保護ページ
- カラム左右の入れ替えができるサイドバー設定機能
- ヘッダーバーの追従表示・固定表示の選択(PC/スマホ)
- ファビコン設定
- 404ページのカスタマイズ機能
- 直感的操作で記事が作成できるページビルダー機能
- スマホ専用フッターバー
- ローディング画面の設定機能(ロード画面の有無の選択)
- 絵文字関連の読み込み設定(ページの表示速度を改善)
- 一括で配色を変更できるカスタムカラー機能(メイン・サブ・文字色)
- 各種要素ごとのフォントサイズ変更機能(見出し、本文)
- フォント(メイリオ、游ゴシック、游明朝)変更機能
- レスポンシブ対応(PC、タブレット・ミニタブレット・スマホ)
- SNSボタン6タイプ(Twitter、Facebook、Instagram、Pinterest、Flickr、Tumblr)
- Facebook OGP・Twitter Cards機能
- レティナディスプレイに対応したロゴアップロード機能
- カスタムCSS
- 広告スペース管理機能(アップロード・入替え)
- カスタム投稿タイプ「お知らせ」
- カスタム投稿タイプ「イベント」
- カスタム投稿タイプ「インタビュー」
- オリジナルウィジェット「Googleカスタム検索」
- オリジナルウィジェット「カテゴリー一覧」
- オリジナルウィジェット「アーカイブ一覧」
- オリジナルウィジェット「デザインされた記事一覧」
- オリジナルウィジェット「広告(ランダム表示機能)」
- アイキャッチサイズ一括調整プラグイン対応(regenerate thumbnails)
- microdata形式の構造化マークアップを適用したパンくずリスト
- 管理画面の多言語対応(日本語、英語)
- ページごとに「meta title」「meta description」が設定できる
- SEO強化
- 日付・カテゴリ・タグ・投稿者名・コメント・SNSボタン表示選択機能
TCD063(Switch)の購入価格・料金
TCD063(Switch)の販売価格は24,800円(税込)だ。
WordPressの有料テンプレートの相場は10,000-15,000円程度のため、平均よりわずかに高めの値段設定といえるが、お洒落なデザインと初心者でも簡単に作成ができるという操作性を加味するとごく当然の値段だといえる。
初心者には少し手を出しづらい価格設定だが、それ以上にお店の反響が期待できるテーマゆえに一度思い切って購入することをおすすめする。
提供内容 | WordPressテーマ 一式 |
ダウンロードサイト(解説マニュアル、Q&A集) | |
価格 | 24,800円(税込) |
デザインが良いだけじゃNG!!「Switch」TCD063はSEOに強いのか?
「Switch」TCD063はSEO内部対策済みでGoogle検索上位も狙える
「Switch」TCD063に限った話ではないが、TCDの提供するWordPressテーマは、デザインや機能性に優れているだけでなく、基本的なSEO内部対策が加味されている。
他社の有料WordPressテーマの中には、デザインは良いけど、パンくずリストがなかったり、サイト表示速度が遅いといったSEO的な観点が欠落しているケースも稀に見受けられるが「Switch」TCD063については、そのような心配はないのでご安心いただきたい。
項目 | 実装有無 |
titleタグ設定 | ◎:可能 |
meta descriptionタグ設定 | ◎:可能 |
パンくずリスト | ◎:有り |
スマホ・レスポンシブ対応 | ◎:対応 |
サイト表示スピード | 早い:平均0.4~0.9秒 ※デモサイトで計測 |
実際に使ってみた!!「Switch」TCD063はどんな人におすすめ??
購入をおすすめできる方
- コワーキングスペースやブックカフェを経営されている方
- このテーマのおしゃれな雰囲気が好きな方
- 訪問者に見やすいと思ってもらえるサイト作成がしたい方
- サイト作成初心者の方
購入をおすすめできない方
- 若干高額なため金銭的に余裕のない方
- 全く違う雰囲気のお店の経営者の方
- もっとメディア重視にしたい方
Switch(TCD063)の口コミ・評判
WordPressテーマ「Switch」TCD063はリアルビジネスやっている方にはピッタリのテーマですね。
リアルに限らず、WEBのサブスクサービスとかでもぜんぜん使える。— ステグロ (@status_growth) June 7, 2020
結論:「Switch」TCD063はおしゃれな雰囲気でお客さんを呼び込みたい方におすすめ
コワーキングスペースやブックカフェだけではなく、似たような雰囲気の図書館や普通のカフェ、猫カフェなど様々な業種に活用できるだろう。人がリラックスして何かに取り組める場所を提供している方はもちろん、人を癒すリラクゼーションスペースなどにも利用可能だ。
たくさんの同業店舗が存在している中で、少しでも競合に勝つためにサイトをパワーアップさせたい!という方はこの機会に是非挑戦して見て欲しい。