自分にぴったりの一本を探そう!万年筆のおすすめブランド・モデル
目次・概要
昔から、就職や進学祝い、そして自分へのプレゼントとして定番の一つである万年筆。
スマホやパソコンが普及し、手で文章を書くことも少なくなった現代でも、万年筆を持つということは豊かさであり、一つのステータスでもあります。
インクを含んだペン先をサラサラと紙に走らせる快感は、どんなに電子機器が発達しても味わえない感覚です。
お店やホテルのフロントなどでちょっとしたサインをするときに、さっと自分の万年筆を取り出して使えたらかっこいいですよね。
しかし、万年筆も様々なブランドからたくさんのモデルが出ており、価格もピンからキリまで。
いざ選ぼうと思っても何を基準に探していいか判断が難しいものの一つです。
本記事では文房具ファン憧れの一生モノ万年筆、老舗ブランドのステータスを持ちながら実用性も兼ね備えた一本、そして価格以上のスペックを発揮する高コスパ万年筆の3つをご紹介します。
高級万年筆といえば!モンブラン・マイスターシュテュックは一生モノの一本
高級万年筆ブランドの代名詞とも言える「モンブラン」。
繊細かつ実直な、ドイツらしい万年筆が魅力のブランドです。
その中でも最高峰の品質を誇る「マイスターシュテック」は芸術品と謳われるほどの逸品。
文房具ファンであれば誰もが憧れる至高の一本であるマイスターシュテックは、一生の相棒として使い続けられる万年筆です。
価格は5〜10万円以上とまさに高級品ですが、使い込むほどに手に馴染んでいく感覚は他にはない魅力。
一度手にしてしまったら、もう他の万年筆には戻れなくなってしまうかもしれません。
一生モノの万年筆としていつかは手にしたいものです。
実用性とデザインの高バランス!パーカー・ソネット プレミアム
万年筆の発祥の地とも言えるイギリスを代表する万年筆ブランドといえば「パーカー」です。
日本でも抜群の地名度を誇る、人気の高いパーカーからオススメしたいのはソネットプレミアム。
パーカーらしい格子柄が優雅でエレガントな雰囲気を醸し出すデザイン。
少し細めのすっきりとしたボディで、持つと手にすっと馴染むサイズ感が使いやすい万年筆です。
イギリスらしい優美さを持った万年筆は、胸ポケットにちょっと刺しておくだけでもおしゃれ。
価格も2〜3万円と、「そろそろ少し良い万年筆を持ちたいな」という万年筆中級者のエントリーモデルにぴったりな価格帯です。
ブランドステータスも高いパーカーなので、プレゼントにも喜ばれる品ですね。
5000円とは思えない!超高コスパなプラチナ万年筆・プロシオン
最後は日本のブランド、プラチナ万年筆のプロシオンをご紹介します。
2018年に発売された新しい万年筆シリーズであるプロシオンは、とにかくプラチナ万年筆のこだわりが詰まっています。
なんと開発には5年の歳月をかけたというこだわりっぷり。
こいぬ座の恒星「プロキオン」に由来のあるプロシオンのボディは、微細なラメが散りばめられ、控えめながらも美しい輝きを放ちます。
程よいボディサイズに、書きやすい重さでサラーっと紙の上を走る感覚は高級万年筆に引けを取らないほど。
そんなプロシオンはなんと5000円という低価格で販売されています。
万年筆に興味を持ち始めた方の入門の一本として最適な一本。
手に取りやすい価格ながら、使い心地は文房具ファンもお墨付きの高コスパ品です。
最初の一本として購入したものの、いつの間にか一生モノの一本になってしまうかもしれない、日本製品ならではの技術が光る万年筆です。
まとめ
高級万年筆から高コスパな品まで3つの万年筆をご紹介しました。
憧れの高級万年筆、モンブランのマイスターシュテック。
信頼の老舗ブランド、パーカーのソネットプレミアム。
日本ならではの高い技術が魅力、プラチナ万年筆のプロシオン。
どの万年筆もそれぞれの良さが光る一本です。
ただ、ひとえに万年筆と言っても、一本一本まるで異なる個性を持っているので、まずはお店に足を運んで実際に手に取ってみるのが一番。
色々と試し書きをしているうちに、必ず運命の一本に出会えます。
ご紹介の3本は自信を持っておすすめできる逸品ですので、万年筆選びに悩んでいる方、これから探そうかなと思っている方はぜひ万年筆選びの旅のきっかけにしてみてください。