インスタントコーヒー_粉

朝のインスタントコーヒーを手軽に美味しくする方法

インスタントコーヒー_ホット

朝の忙しい時間でもコーヒーだけは毎日飲みたい人は多いと思います。

そんな中で専用のコーヒーサーバーがある方はそれを利用しているかもしれませんが、多くの人はインスタントコーヒーを飲んでいるのではないでしょうか?

今回はそのインスタントコーヒーをより美味しく飲むための簡単な方法を紹介していきます。


まずは粉から?インスタントの選び方と保存法

インスタントコーヒー_豆

コーヒーを作る前にインスタントの中でも美味しく飲める粉選びや保存の仕方は大事なものです。

まだ残りがある人は使い切ってからでも良いので、次はより美味しいものを選んでみましょう。

選ぶのはフリーズドライ製法のインスタント

インスタントコーヒーの粉は製品によってフリーズドライ製法(凍結乾燥)とスプレードライ製法(噴霧乾燥)の二つので仕上げられます。

スプレードライの場合は水で溶かしやすく値段的にはお手頃になっていますが、苦味の少なさや香りの良さが残るのはフリーズドライの方になります。

より良くコーヒーを楽しむには風味の良さと香りが必要なのでインスタントコーヒーを買う際はフリーズドライ製法であるかも気にしてみてください。

インスタントコーヒーの保存

瓶タイプのインスタントコーヒーを買った場合は開封してからの保存の仕方を気を付けるべきです。

空気や水に触れるコーヒーの味が変わってしまうことがあるので、蓋をきちんと締めておくのはもちろんのことです。

それに加えて開封時に付いているフィルターは綺麗に剥がしておくことも大事です。
フィルターが残っているとそれが隙間となって蓋をしていても空気に触れてしまう可能性があります。

毎回美味しいコーヒーを飲むためにも保存には気を使ってみましょう。


お湯の入れ方で変わる?お湯で溶かすまでのひと手間

インスタントコーヒー_淹れる

インスタントコーヒーはお湯を入れるだけで作れる簡単さが魅力です。

しかし、ここにひと手間を加えることでインスタントコーヒーの風味や香りは大きく変わっていきます。

どちらも簡単にできるものなので、ぜひ実践してみてください。

先に水を入れて粉を練る

カップにお湯を注ぐ前にしておきたいひと手間は先にスプーン一杯分の水で粉を練っておくことです。

インスタントコーヒーにはデンプンが含まれているので、水を入れるとその表面のデンプンが溶けてインスタントの粉っぽさを無くすことができます。

それだけでなく風味や香りも出やすくなるので先に水で溶かす方法はおすすめです。

熱すぎるお湯は入れない

インスタントコーヒーに最適なお湯の温度は80℃から90℃となっています。
それ以上の温度のお湯を使ってしまうとコーヒーの苦味が増してしまうのです。

反対に温度が低すぎると今度はコーヒーの酸味が増すようになっているので、80℃から90℃がちょうど良い温度とされるのです。

温度設定の際には最適な温度か確認するひと手間を入れましょう。


お湯以外でも温める?入れる前後のひと手間

先に挙げた二つはコーヒーを入れる過程で少し気にすればできるものであると思います。

そこから更に前後のひと手間をかけるとより美味しくできるので時間に余裕がある場合は実践してみましょう。

入れる前に粉をから煎りする

から煎りとは水や油を使わずに煎ることで、インスタントコーヒーもこれをすると香ばしさを増すことができます。

フライパンで少し色が変わる程度に煎ることでいつも以上の味になるのです。

ただし、少量の場合は少し煎っている間でも焦げてしまうので気をつけましょう。

入れた後で電子レンジで温める

お湯で溶かしたインスタントコーヒーは既に温かいと思いますが、そこから更に電子レンジに30秒かけることで風味を良くすることができます。

これは電子レンジから出されるマイクロ波がインスタントコーヒーの分子構造を活性化させるという仕組みがあり、それによって苦味や酸味が飛ばすことができるのです。

コーヒーがゆっくり飲めるタイミングであれば30秒でもっと良いコーヒーが飲めるようになります。


まとめ

インスタントコーヒー_粉

最後にインスタントコーヒーを美味しくするひと手間についてまとめます。

  • 粉はフリーズドライ製法のものを選び、空気や水に触れないようしっかりと保存する
  • お湯を入れる前にスプーン一杯分の水でダマがなくなるまで粉を練る
  • 80℃から90℃のお湯を使って入れる
  • フライパンで煎ることで香ばしさが増す
  • 電子レンジに30秒かけると風味が良くなる

どれも簡単な作業ですが、実践するといつもと違った風味や香りを楽しめるものです。

これらの方法を組み合わせながら、自分に合った味を探してみてください。


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