インターネット情弱と情強_テクノロジー

インターネット上では「情弱」になる可能性が誰にでもある

インターネット情弱と情強_PCのタイピング

ひと昔前にネットスラングとして「情報弱者」を「情弱」と略して乏しめることがありました。
「情報弱者」の本来の意味としてはインターネット環境がない状態、インターネットを使いこなせない人を指したものですが、スラングとしての「情弱」は情報を疎い人や上手く情報収集できない人を指しています。

そして、誰もがスマホでインターネットを使うようになった今もスラングとしての「情弱」になってしまっている人が多くいるのです。

今回はそんな「情弱」から「情強」になるために気にすべきことを紹介していきます。


現代社会はジャンク情報になりつつある?

インターネット情弱と情強_情報化社会

現代で情報を集める場合はテレビのニュースを待つより速報性の高いインターネットを使うことが多いと思います。
そして、ネットニュースを見る時、情報が偏らないように複数のサイトを見て、正確性の高いものにしようとある程度インターネットがわかっている人なら行動するものです。

しかし、現代のインターネットは複数のサイトからお手軽に情報を手に入れられるようになっているため、かえって色々な情報に手をつけてしまうことがあります。
例えば、Twitterのトレンドに上がった単語が気になって満足いくまで調べても、その数分後にはまた新しいトレンドが発生してそれを調べに行ってしまうというものです。

このようにジャンクフードを食べるかのようにお手軽に情報が流れると、一つの情報をシェイプアップする暇もなく、次の情報に喰らい付いてしまう現状があります。
結果として、本来は取る必要のない情報を多量に取ってしまい、余計な情報を仕入れる「情弱」になるのです。


ジャンク情報を減らすための情報の制限とは?

インターネット情弱と情強_PCとスマホとタブレット

過剰に情報を取ってしまう現状があると、意識しないうちに脳が疲れてしまうことがあります。
これに学校や仕事のメールチェックやSNSでのやり取りを加えると1日に入って来る情報だけで気疲れ起こしてしまい兼ねないものです。

そうならないためにも、まず必要のなのは情報の制限をすることです。
例えば、トレンドやメールチェックは午前と午後の一回ずつにしたり、できるのであればスマホの通知を1日だけ切ることなどが挙げられます。

一見すると、情報量が少なくなって正確性が悪くなるように思えますが、限られた回数であるからこそ、本当に自分が必要とする情報だけを手に入れるように動くことができます。
ただし、絶対に必要な情報まで完全に遮断してしまうと、生活に影響が出るので、あくまでニュースやトレンドを中心に仕入れる情報を制限していくべきです。


「情弱」から「情強」になるための情報の扱い方

インターネット情弱と情強_情報の取捨選択

情報の制限を実践できる人もそうでない人も自分の必要な情報に関しては、より正確性が欲しいものです。
その欲しい情報が既に結果が見えていて普遍的なものなら数を集めればより正確にできますが、現在進行形で起こっていることに関しては「情弱」にならないように覚えておくことがあります。

それは、インターネット上に載っている情報は完全に信じ込まず保留するということです。

速報性のあるニュースやトレンドに載っている情報は1日も経たないうちに二転三転とするもので、その度に情報の正確性を求めようとすると、情報の制限をしたとしても無駄な情報がたくさん入ってしまいます。
そうならないためにも、最初に報道されたことは地震などの自然災害を除いて、一旦、心に留めておく程度にして、深く考えたり、すぐに批判したりしないようにするべきなのです。

SNSでは少し文字を打つだけで自分の発言ができますが、そうするためにも頭は考えており、もし、出来事がひっくり返った場合は、その行動自体が余計な時間になります。

速報性のみを重視するのではなく、時間をかけて出る正確な結果を待つことも「情弱」にならないために必要なことです。


まとめ

インターネット情弱と情強_テクノロジー

今回はインターネット上で「情弱」から「情強」になるために必要なことを挙げていきました。

たくさんの情報を手軽に仕入れることができる今だからこそ、情報は制限しつつ正確性を見極めることが大事なのです。

ジャンク情報に振り回されないためにも情報を取捨選択できる「情強」になっていきましょう。


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