簡単なのに美味しいサンドイッチで贅沢な朝を
目次・概要
皆さんは「モンテ・クリスト・サンドイッチ」という食べ物をご存知でしょうか?
ちょっと贅沢な朝食として日本でも少しずつ流行ってきているサンドイッチなのですが、ただ贅沢なだけではなく、作り方も非常に簡単なところが人気となっているのです。
今回はそんなモンテ・クリスト・サンドイッチのレシピと作り方を紹介していきます。
モンテ・クリスト・サンドイッチの由来とは?
まず最初にモンテ・クリスト・サンドイッチとはどんなものかを見ていきます。
元々は北米で作られていたサンドイッチで、その元はフランスの軽食である「クロックム」を参考にしたものと言われています。
そして、最近の流行の朝食と言われるモンテ・クリスト・サンドイッチはカナダが発祥とされるもので、フレンチトーストのように卵につけて焼かれたパンでハムやチーズを挟んだものが一般的とされます。
名前としてはフランスの小説家のアレクサンドル・デュマ・ペール作の「モンテクリスト伯」(日本では「巌窟王」とも言われる)から取っている言われるものです。
しかし、参考にした「クロックム」もフランスのものでありますが、「モンテクリスト伯」の話の中ではこのようなサンドイッチが出るわけではないので、明確な理由は明らかになっていません。
カナダ発祥のモンテ・クリスト・サンドイッチのレシピと作り方
それでは実際にカナダ発祥のモンテ・クリスト・サンドイッチの作り方を見ていきましょう。
材料(一人分)
- 食パン 2枚
- とろけるチーズ 1枚
- ハム 1枚
- 卵 1個
- 牛乳 50㏄
- 砂糖 小さじ一杯
- 塩 小さじ一杯
- バター 少々
作り方
- 食パンを丸ごと入れられるサイズのボウルに卵を入れて、牛乳・砂糖・塩と共にかき混ぜる
- 食パンでハムとチーズを挟む(パンの耳はお好みで切っても良い)
- 挟んだパンをボウルに入れて、両面にしっかりと卵をしみ込ませる
- フライパンにバターをひき、中火で温める
- パターが溶けたらパンの両面を香ばしい色になるまで焼く(片面2~3分)
- 焼きあがったら三角形になるように切って盛り付けて完成
ちょっとしたアレンジで更に美味しくする方法
最後に上記の作り方に加えて更に自分好みのモンテ・クリスト・サンドイッチにする方法を見ていきます。
枚数を増やしてボリュームアップ
上記のレシピは一人分としてハムやチーズの枚数を1枚としていますが、枚数を増やせばその分ボリュームを増すことができるので、がっつり食べたい人はハムとチーズを増やすのもおすすめです。
また、とろけるチーズ以外のチーズを使うことで、複数のチーズが絡み合う濃厚な仕上がりすることもできます。
その場合は通常のチェダーチーズやピザ用チーズを使うと良いものです。
甘さをアップでお好みの味に
元々が砂糖が入って甘めになっていますが、中のハムとチーズで塩分があるのでより甘さを求める場合は最初に卵に混ぜる砂糖の量を増やしても良いものです。
また、完成した後に甘さをプラスするならメイプルシロップがおすすめです。
合わないように感じるかもしれませんが、これは実際にお店で出される際にも付けられるもので、甘しょっぱさをより引き立させることができます。
調味料で更に味わい深く
お店で作られるものには風味付けとしてバジルが使わることがあるので、家にある場合は焼き上がった後に少し振りかけるとより良くなります。
また、ハムとチーズを挟む際にパンにマヨネーズやマスタードを塗ることでまた違った味にすることができます。
まとめ
今回はカナダ発祥のモンテ・クリスト・サンドイッチについて見ていきました。
手軽に作れてしっかり美味しいことが人気の理由となっていることがわかったと思います。
朝に時間の余裕がある方はぜひモンテ・クリスト・サンドイッチを作って、良い朝にしてみてください。