外国人が驚く日本ならではの文化とマナー
目次・概要
日本に住んでいる私たちは当然、日本の文化やマナーに沿った生活をしています。
ただ、それが当たり前になっているので、他と比べることはほとんどないものです。
そんな中で外国人の観光客が日本に訪れると驚かれることはたくさんあります。
今回はその驚かれる日本特有の文化やマナーについて紹介していきます。
音を立てることが意外？食事面での日本の文化やマナー
日本の食事は海外のようになりつつあるとも言われますが、細かい部分で日本特有の文化やマナーを形成しています。
まずはその食事面から海外との違いを見ていきましょう。
麺類をすすって食べる
日本で外国人がラーメンを食べようすると上手くすすれないことが多いです。
これは海外では麺を音を立てて食べるという習慣がないことからきています。
汁物を器に口をつけて飲む
同じくラーメンやみそ汁を飲む際は器に直接口をつけて飲むことがありますが、これも海外から見ると日本特有の文化なのです。
その違いが起こるのは日本が箸文化であるのに対して、海外では汁物はスプーンで飲むことからこのような文化の違いが生まれています。
卵かけごはん
日本では手軽に食べられるものとして人気な卵かけごはんですが、海外の人は生卵をそのままかけることに抵抗がある人が多いようです。
これに関しては日本の卵が生で食べられるほど安全性が高いというところもあります。
記念日の食事
日本ではクリスマスにはケンタッキー、バレンタインにはチョコレートなど、何かの記念日にはその物を食べるようになっていますが、起源である国ではそのようなものはないことが多いです。
その他にも日本が当然のように勧める食べ物は海外からすればどうして定められているかわからないとされています。
安心して寝られることがすごい？生活面での日本の文化やマナー
日本人が日常的に見る光景の中にも外国人には驚かれる文化やマナーが潜んでいます。
そんな生活面での文化やマナーを見ていきましょう。
電車やバス内での居眠り
通勤通学や帰りの時間に電車やバスで座ったまま寝る光景は日本では珍しくないですが、海外からは驚かれるものです。
日本の電車やバスの安全性が高いことが日本人の安心感を生んでいることもありますが、一方で日本人がそんな時間でも眠ってしまうほど疲れていたり、寝不足であるという見方もされます。
雑多な宗教
日本では結婚式が専らキリスト教式の教会でやることが多いですが、キリスト教ではないカップルがそれを行うことが海外から見ると不思議に思われています。
クリスマスもそれにあたりますが、そもそも日本人が宗教に大きく関心が向いていないこと自体が驚かれるものです。
風邪でないのにマスクを付ける
日本では風邪の予防以外でもマスクを付けて移動する人はしばしば見かけますが、これも外国人にとってはわからない光景であるようです。
若者に多い文化でも海外まで共通しているわけではないのです。
日本人は謝り過ぎ？コミュニケーションでの日本の文化やマナー
実際に日本人と対面した外国人は日本人が気付かないような文化とマナーを感じているものです。
最後にコミュニケーションでの面から見ていきましょう。
すみませんをよく使う
日本では謝る時や何かを聞く時に「すみません」を多用しますが、外国人から見ると謝り過ぎている印象になっています。
「ありがとう」と言えば良い場面でも「すみません」を使いやすくなっている日本人の様子が客観的にわかるものです。
相槌をよくする
日本人が話を聞く際には相槌をよくすると外国人からは思われています。
日本人からすれば相手の話を聞いているという合図になり、間を持たせる意味でも聞き上手の条件になるものですが、外国人相手だと不思議に終われるようです。
正座
日本の屋内で真剣な話をする時に椅子がない場合は床に正座をすることが多く、それをマナーとすることがあります。
しかし、外国人の中には正座の文化がなく、そもそも正座の体勢を取ることが難しいと感じる人もいるのです。
この違いは欧米では屋内で靴を脱ぐ習慣がないことからで、床に座ること自体が珍しいものなのです。
まとめ
今回は日本特有の文化やマナーについて、一部分を紹介していきました。
これ以外にも細かな部分で外国人が驚く文化やマナーがありますが、全体で見れば日本が比較的安全な国であることから起こるものも多く、その点は誇るべきところになっています。
もし、海外旅行をした際は反対に外国の文化やマナーの違いを探してみるとより楽しめるかもしれません。
