ホームエクスチェンジ_プール付きの家

宿泊費用がかからない?!海外・欧米では一般的に普及されているホームエクスチェンジとは

ホームエクスチェンジ_交換先の家

ホームエクスチェンジという旅行先の宿泊スタイルをご存知でしょうか?
すぐにピンときた方は海外で生活したことがある方や、海外旅行の経験が多い方かもしれません。

ホームエクスチェンジは、同じ期間を休暇とした人同士が、お互いの家をバカンス中の宿泊先として交換すること。
このホームエクスチェンジをテーマとした「ホリデイ」という映画があるほど、欧米ではメジャーな文化です。
お互いに家を貸し出すので、宿泊費用は基本無料。
エコノミーな旅行をしたい時には節約にもなりますし、その分のお金を旅行先の食事やアクティビティに回すこともできます。

期間限定で知らない土地に暮らす他人のお家に住むなんて、なんだかワクワクしませんか?
本記事はそんなホームエクスチェンジの魅力や、気をつけたいポイントについてまとめています。
興味がわいた方はぜひ最後まで読んでみてください。


バカンス中にお家を交換!ホームエクスチェンジのメリット

ホームエクスチェンジ_旅行中に家の交換

最大のメリットは前項でもあげた宿泊費用がかからないことでしょう。
キッチンや洗濯機といった設備も追加料金なしに使うことができるので、長期滞在にはとても便利です。
さらに、自家用車も使わせてもらえることがあり、レンタカー代が浮くパターンも。

しかし費用面だけに収まらないのがホームエクスチェンジの魅力です。
スーパーマーケットで買い物をしたり、近所を散歩したり、ローカルなバーに顔を出してみたり…まるで新しい土地に引っ越したかのような生活を楽しめます。
その地域ならではの雰囲気や文化に触れることは、ホテル宿泊の旅行では中々得られない体験ですよね。

また、普段から人が暮らす家ですので堅苦しさもなく、「ホテルは生活感がなくてなんだか落ち着けない…」という人でもリラックスした滞在ができると思います。


ちょっとしたことでトラブルも!気をつけるべきポイント

ホームエクスチェンジは他人同士が関わるという性質上、気をつけなければいけない点はもちろん存在します。

ホームエクスチェンジを行う際は、主にマッチングサービスでお互いにバカンス期間や旅行先の条件が会う人を探しますが、インターネット上でやりとりするとはいえ一度も会った事がない他人なので素性は把握しきれるところではありません。
もし貸し出した際に家や物を壊されたり、何か盗難があってもマッチングサイト側では補償はしてくれませんので、相手がどんな人なのか、信頼できるのかは自分の責任でしっかり見極める必要がありますね。

また、ホテルではありませんので、宿泊の終わりには掃除をしたりシーツを洗濯したり、原状回復をして綺麗にお返しする事も大切ですね。
お互いを気遣った対応を行えば、多くのトラブルは回避できます。


ホームエクスチェンジが日本で普及しにくい理由とは?

ホームエクスチェンジ_家の交換

欧米では古くから行われており、広く普及しているホームエクスチェンジですが、日本では中々普及しにくいと言われています。
それはやはり文化の違いが大きく関わってくるようです。

ホームパーティーやバーベキューなどで頻繁に人を家に招く欧米と違い、日本は他人を家に招き入れることに抵抗を覚える人が多い傾向にあります。
そして自分が不在の家を貸し出すのはさらにハードルが上がってしまい、文化として広く認知されるには至っていないようです。
また、日本には海外のバカンスのような長期休暇がなく、休暇期間が人と合わないのも大きな理由です。

しかし、2020年のオリンピックを機に少しその傾向に変化があるのではと言われています。
海外から多くの観光客が訪れることになり、外国人に対する抵抗感減少や文化への迎合がこれから進んでいくでしょう。
ホームエクスチェンジは魅力満載の文化ですので、これから日本でも広がっていくといいですね。


まとめ:ホームエクスチェンジ(家の交換)が今後日本国内でも一般的な文化になることを祈ります

ホームエクスチェンジ_プール付きの家

海外ではメジャーな旅行の文化、ホームエクスチェンジについてご紹介してきました。
最後にポイントをまとめます。

  • ホームエクスチェンジとは、他人同士が旅行中の宿泊先として家を交換する文化
  • 宿泊費用をかけずに旅行できるのが最大の魅力
  • ホテル宿泊では味わえない、その土地に生活するという体験ができる
  • オンラインマッチングサービスにより相手を探すため、人の見極めや条件の確認が重要
  • 日本ではまだ普及していない文化だが、2020年のオリンピックを機に認知されていく可能性も

おおらかで自由な、海外らしい文化ホームエクスチェンジ。その魅力に少しでも触れていただけたでしょうか?
日本での普及が進み、旅行の選択肢の一つになるのもそんなに遠い話ではないかもしれませんね。


Twitterでフォローしよう

おすすめの記事