ニュージーランドの朝食はボリュームたっぷり?
皆さんはニュージーランドの食事といったら何を思い浮かべるでしょうか?
羊がたくさんいることからバーベキューなどの肉料理を思い浮かべた人もいるかもしれません。
しかし、それ以上にニュージーランドで食べた人の印象に残っているのは「ビッグブレックファースト」というメニューです。
字面のまま見れば「大きな朝食」となるわけですが、それはいったいどんなものなのでしょうか?
今回はそんなビッグブレックファーストについて紹介していきます。
ビッグブレックファーストのメニューとは?
ビッグブレックファーストを見た事がない方はそれがどんなメニューなのかわからないと思います。
お店によってメニューは少しずつ変わってきますが、主に以下の食材がワンプレートに盛り付けられるものです。
- トースト
- 目玉焼き
- ベーコン
- ウィンナー
- ハッシュドポテト
- 焼きトマト
- マメ類・野菜
しかもそれらの大きさはプレート用に小さくしているというわけではなく、トーストは複数枚であったり、ウィンナー大きな一本分であったりと食べ応えのあるものになっています。
シェアを前提に作られているわけではなく、きちんと一人分の食事として出されるものなのです。
日本ではマクドナルドの朝マック内で「ビッグブレックファスト」がありますが、内容は少々異なり、本場はそれ以上のボリュームなので、あくまで別物となっています。
本当にニュージーランド人はたくさん朝食を食べるのか?
ビッグブレックファーストがボリューミーであることがわかりましたが、気になるのはニュージーランド人が本当にビッグブレックファーストを食べているのかということです。
実はニュージーランドの家庭の朝食自体はトーストやシリアルにプラスして、コーヒーなどの飲み物を頂くという非常にシンプルなものが普通になっています。
ビッグブレックファーストは名前からすると朝食のための食事に見えますが、実際にはカフェなどが一日中開かれるてずっと販売しているので、一番良く食べられる時間は昼頃と言われています。
ビッグブレックファーストを朝に食べる場合は休日の時間に、朝からカフェなどのお店に行く場合に限られているのです。
なので、ビッグブレックファーストはニュージーランドでも必ず朝から食べられるわけではなく、むしろ家庭の朝食は日本よりもシンプルで少なめのものになのです。
ただ、ビッグブレックファーストを頼む場合はボリューミーな内容を一人で食べるのが普通であり、そこは事実となっています。
朝食以外のニュージーランドの食事
ニュージーランドの家庭の朝食はシンプルだとわかりましたが、それ以外の食事はどのようにしているのでしょうか?
昼食
ニュージーランドの昼食はビッグブレックファーストを見るとボリューミーなものが好まれているように思うかもしれませんが、一般的に昼食で人気があるのは軽食です。
サンドイッチやハンバーガーといったパン類が最も多く食べられており、それに次いでフィッシュアンドチップスが食べられるものです。
また、ミートパイはニュージーランドの国民的な食事と言われ、どこに行っても売られている軽食として食べられることが多くなっています。
夜ご飯
ニュージーランドの夜ご飯はしっかりと作る場合は牛や羊のお肉や養殖が盛んなサーモンをメインとして茹でた野菜類を盛り付けるという形が取られます。
しかし、料理をする手間を省く場合は、先ほどの紹介したフィッシュアンドチップスなどの軽食を作ったり、テイクアウトできるもので済ませたりすることもあります。
また、貝類も蒸したり焼いたりしてすぐに食べられる料理として人気です。
まとめ
今回はビッグブレックファーストとニュージーランドでの食事について見ていきました。
必ず朝に食べられるわけではありませんが、ニュージーランド人の食欲を満たすメニューとして愛されているものになっています。
皆さんもニュージーランドで本場のビッグブレックファーストを頼む場合はそれなりの覚悟を持って注文してみてください。