坐禅(座禅)・瞑想・ヨガ(ヨーガ)・マインドフルネスの違いとやり方

坐禅(座禅)・瞑想・ヨガ(ヨーガ)・マインドフルネスの違いとやり方

人気のマインドフルネスと他の精神統一の違いとは?

皆さんは「マインドフルネス」という言葉をご存知でしょうか?
外国で近年流行している精神統一法の一つで、目をつぶりながら座って、呼吸を整えながら集中するという日常でも簡単にできる動作です。

でも、それを聞いた時に瞑想や坐禅でも同じようなことをするのではないかと考える人もいると思います。
そこで、今回はそんな精神統一法についての違いを紹介していきます。


広義の精神統一としても使われる瞑想

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瞑想とは心を静めて無心になる、深く考える状態になるといったことを指すものです。
効果としては心身を落ち着かせることで健康面の向上や自己分析を分析できるというものがあります。
また、無心で神に祈りを捧げることで、神の存在を実感できるという効果もあります。

このように行動としては目をつぶって心を落ち着かせるものでも、効果としては多岐に渡るものです。
そのことから後に紹介していくヨガやマインドフルネスなども瞑想をするための手段として扱われるようになっています。

つまり、瞑想は精神統一から信仰まで広い意味で精神を落ち着かせる行為に用いられる言葉です。


日本で独自の精神統一法になった坐禅(座禅)

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坐禅とは仏教における修行法の一つで、正しい姿勢により精神統一を行うことを指す言葉です。
それが日本においては宗教に関わらず精神を鍛えるための行為としてもこの言葉が使われています。
つまり、坐禅という言葉を仏教以外で使っているのは日本だけなのです。

そして、その坐禅は瞑想のように深く考える状態になるのではなく、自我を排除した状態でから他の感覚から受動することで何かを感じ取っていく行為と言われています。
仏教でも瞑想を用いることはあるので、瞑想と坐禅はまったく異なるものになっています。


現代と古来では目的が大きく異なるヨガ(ヨーガ)

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現在のヨガは様々なポーズを取ることで健康面の向上のために使われていますが、それは現代における宗教要素を排除したエクササイズとしてのヨガになります。
本来のヨガは今回挙げているような精神統一法の一つで、仏教やヒンドゥー教などの修行法として使われていたものです。

その本来の意味でのヨガが他の精神統一と違うところは、ヨガを行うことで瞑想した先にある解放を目指すところになります。
ヨガによる瞑想は集中していくことで段階を踏んでいき、最終的に到達するのは宇宙と自分が一体化するような状態と言われています。
それが各々の宗教における解放の到達点とされ、そのためにヨガを取り組むのが本来の意味なのです。


医療目的から日常生活にも応用されるマインドフルネス

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マインドフルネスは最新の精神統一法というわけではなく、元々は仏教の瞑想を由来とするものです。
それを医療目的として体系化したのは1979年にアメリカの心理学者のジョン・カバット・ジンで、最初は慢性疾患の治療としての医療プログラムでした。
そして、マインドフルネスが世界中に知れ渡った後に、日常生活でも使える精神法として人気となったのです。

方法としては目をつぶって呼吸に集中するというものですが、他との最大の違いは「今・現在に対して集中する」ことです。
心の奥の考えや無から何かを受動するのではなく、今取り組んでいることや行動していることに対して精神を向けるために集中するために使われるものになっています。
このことから浅い瞑想として日常生活の多くのものに集中する技法として使われるのです。


まとめ

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最後に今回の記事についてまとめていきます。

  • 瞑想は無心になる、深く考える、神への信仰などの広い意味での精神統一に使われる
  • 坐禅は仏教以外の用い方では日本独特のもので、自我の排除と外部からの受動を目的とする
  • ヨガは本来の意味では宗教的な解放を目指すための行為である
  • マインドフルネスは現代では今に集中するという効果を見込んで医療や日常生活に使われる

全体で見ると起源は宗教の修行法からきていますが、現代では宗教の要素が取り除かれるため、本来の意味での違いがわかりづらくなっていました。

皆さんも何かしらの瞑想を習う際には、その瞑想がどんな効果があるのか確認してから自分の目的に合ったものを選んでみてください。